主導権を握る都立多摩科学技術は19分、FW11北條孝徳(3年)がDFの背後に抜け出してボールを受けると、GKが前に出て来たところをループシュートでネットを揺らし2点目をゲット。

 後半に入ると、都立多摩科学技術は第三商に押し込まれる時間帯を作られるも身体を張った守備でしのぐと、51分、FW11北條がDFと競り合ったこぼれ球を押し込み3点目。さらに71分には、FW13大西(1年)がロングボールからDFとの競り合いでマイボールにし、PA内からシュート。これが見事に決まり勝負を決定づけた。

 結局4-0で快勝した都立多摩科学技術が2回戦に駒を進めた。

(文・写真=田原豊)

▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
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