2点を追いかける都立目黒は、前半半ばを過ぎた辺りからテンポの良いパスで日大二を押し込んでいく。しかし25分、日大二はFW10有隅勇人(3年)が自陣エリアからのロングパスをDF背後で受けると、GKと1対1の決定機を決め切り3点目をゲット。日大二が前半を3-0で 都立目黒にリードして折り返した。

 後半に入っても、日大二ペースは変わらず。すると52分、日大二はMF18野尻晴陽(2年)がDF背後で浮き球のループパスを受けると、ドリブルでGK交わして無人のゴールに流し込み加点。さらに59分、シュートカウンターから、FW9足立健太郎(3年)がDF背後でボールを受けて、ループシュート。GKの手をかすめるも、ボールはネットを揺らし5点目。その後も73分にDF19原田拓実(2年)、75分にはMF18野尻、80+4分、FW9足立がゴールネットを揺らし終了のホイッスル。8-0で圧勝した日大二がブロック決勝に駒を進めた。

(文・写真=田原豊)

▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選