しかし、最初に会場がどよめくチャンスを作ったのは駿台学園だった。21分、MF17鈴木真育(2年)がショートカウンターから強烈なミドルシュート。しかし、これは惜しくも大きな音を立ててクロスバーを直撃。

 主導権を握る明星学園は37分、DF5尾澤志優(3年)がCKを頭で合わせるもGK正面。前半は多くの時間でボールを保持していた明星学園だったが、スコアレスのまま前半を折り返す。

 後半に入ると一転、足が止まった明星学園に対して、駿台学園には連動性が生まれ、試合の主導権を握っていく。すると52分、右サイドのクロスをファーサイドで折り返し。ゴール前に走り込んだFW19丸家英(3年)が押し込み先制点を奪取。

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▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選