決定機を作りながらもゴールが遠い都立高島だったが、ついに相手ゴールをこじ開ける。後半開始直後の44分、MF10金子が左サイドからのクロスを中央ゴール前に詰めて押し込む。さらに61分、都立高島はゴールキックから1人を経由してFW20井街雅斗(2年)へボールを繋ぐと、FW20井街がPA内でフリーの状況から豪快なシュートをネットに突き刺す。都立高島がGKから2本のパスでリードを広げた。
勢いに乗る都立高島は後半アディショナルタイムの80+2分には、MF7島田凌成(3年)が右サイドで大きく開いてボールを受け、PA内に進入。相手が寄せにくる前にシュートを打ち込みダメ押し。前半はポストに嫌われ無得点に終わった都立高島だったが、後半に3点を奪い3-0で勝利し1次予選を突破した。
(文・写真=田原豊)
▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選