東京実業 vs 日大二

 後半に入ると、東京実業がセカンドボールの回収率を高め、押し気味に試合を進めていく。東京実業はFW9小関勇仁(3年)にボールを入れ、その周りを中盤の選手がフォロー。そこから、サイドにボールを散らして攻撃を仕掛けていく。75分、東京実業はゴール前で立て続けにシュートを放つが、日大二GK1小林珠己(3年)のファインセーブに阻まれゴールならず。

 しかし直後の77分だった。東京実業はCKからGKのファンブルしたボールをDF4田中玲音(3年)が押し込んだ。結局この1点が決勝点となり、東京実業がウノゼロ勝利で次戦に駒を進めた。

(文・写真=田原豊)

▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選