また2点目は連係面が活きた。ペナルティエリア内で4人、5人と細かくボールをつなぎながら、生まれた。山本監督は「PA内に入ってから、どのような動きができるからメインだと伝えました。その結果、うまく点に絡めてよかったです」と要求通りのプレーができた。そして3点目はドリブルで抜け出した鮮やかなゴール。決めたのは1年生FW20川﨑。山本監督は「点を取れる力をもっている選手なので起用しています。これからが楽しみな選手」と期待を寄せるとともに、選手層の厚さが感じられた。
覚悟を抱いた1点目。見事な連係からの2点目。そして鮮やかな3点目。
それでも山本監督は「もっともっとボールを動かしていくこと。これは今後のテーマです」と現状に甘んじず、さらなる高みを目指す。
(文・写真=佐藤亮太)
▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選