県立川越イレブン
後半に入り、まず最初にチャンスを作ったのは県立川越。54分、ロングスローから松永が右足でシュート。これは飯能DFがスライディングでブロック。63分には松永のクロスに井ノ本が頭で合わせるもゴール横へ。対する飯能は65分にカウンターを仕掛け、高橋が左サイドからカットインから右足でゴールを狙うが枠を捉えきれない。77分には裏に抜け出した佐々木へボールが入るも、前に出てきた県立川越GK1和田悠作(3年)にクリアされてしまう。
試合は動かず、このまま延長後半に突入するかと思われたが、飯能は後半アディショナルタイム2分にCKを獲得すると、ファーサイドで待っていたFW9石川隼大(3年)が頭で合わせて決勝ゴール。「ここぞという時に点を決めてくれる選手。あるかなと思っていました」と飯能の高峯祐一郎監督に言わしめる石川の劇的ゴールがチームを決勝トーナメントへと導いた。
▽第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選