日大高 vs 日大鶴ヶ丘

 5分、MF17岩澤遥輝(3年)がシュートを放つと、その後もDF5駒ヶ嶺知希(3年)のクロスに岩澤が合わせるがゴールには至らず。対する日大鶴ヶ丘は、ボールを握られる展開となるも、DF62松尾空(3年)とDF85須賀凉汰主将(3年)の両CBが安定した守備を見せる。20分、日大高のMF14吉崎颯人(3年)から左サイドのMF7菅沼修翔(3年)へボールが渡りピンチを迎えるも、日大鶴ヶ丘守備陣はしっかりと対応し、前半をスコアレスで折り返す。

 26分、日大高はロングボールをFW9秋山誠二(3年)が頭でそらし、そのボールに抜け出した菅沼に決定機が訪れるも決め切ることができない。すると、ここまで押し込まれる場面が多かった日大鶴ヶ丘が思わぬ形から先制に成功する。38分、FW50柳沼壮良(3年)が右サイドから中央にドリブルし、そのまま左足で強烈なシュートを放つと、これはGKに防がれるも、CKを獲得。MF70吉見朔(3年)のキックを須賀がファーサイドから頭で折り返し、そのボールが日大高の選手に当たりオウンゴールを誘い先制した。

 追いつきたい日大高は左サイドから菅沼がスピードを活かしてドリブルで幾度も仕掛けるも、日大鶴ヶ丘DF101西原夏輝(3年)がしっかりと対応。中盤でもMF92海老原恵人(3年)が運動量を活かして日大高にプレッシャーを掛け続け最後まで集中して守り切りタイムアップ。日大鶴ヶ丘が1-0で勝利を収め初優勝を飾った。

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