東海大翔洋 vs 天竜
圧倒しながらも4得点の前半に「前半はちょっと堅かったです。思ったより相手のディフェンスラインとかフィジカルが結構高かった。シュートミスも多かったし、課題のシーンは多かった」と感じた太田監督は「決定率。そこが上がらなければ負けに繋がる。技術的なミスなのか?選択的ミスなのか?(前半は)明らかにシュートミスというか決定力不足だから。(今はそれが)OKじゃない時期じゃないよね」と発破をかける。
すると指揮官の言葉にすぐさまイレブンが応える。サブメンバーを交代で5人加えた後半。41分にMF17吉井涼がゴールネットを揺らすと44分にはFW18釜下諒、46分には吉井が2点目と立て続けにゴール奪い7-0に。さらに1点を加えた東海大翔洋は60分にはゴール前で浮き球の折り返しを釜下がゴール右隅に沈めると、74分にはその釜下が相手DFのパスミスを奪い、後半だけでハットトリックを達成。試合前に「今日は(誕生日だから)一発やってこい!」とチームメイトからの激励に自らの3発で華を添えた。
▽第103回全国高校サッカー選手権静岡予選
第103回全国高校サッカー選手権静岡予選