静岡学園 vs 清水桜が丘

 2得点の活躍のMF24篠塚。今夏のインターハイあたりからレギュラーをつかんだ。特長はボランチ、インサイドハーフ、両サイドバックと複数のポジションをこなせる幅の広さ。川口監督は「(篠塚は)献身性があり、ポジション取り、読みに賢さがあります。課題は決定力。ゴール前の質。点も取れれば最高。きょうは2点、決めてくれました。課題の部分を表現してくれました。また守備ができ、つなぎ役もできるユーティリティ性がある選手です」と明かした。

 トーナメント初戦の日大三島戦に続き、先制点をあげたMF24篠塚は「点が取れていなかったなか、この2試合、自分のゴールでチームを助けられてよかったです」と話すとともに「まずは1戦、1戦勝って、全国にいきたいです」と9日に行われる準決勝の飛龍戦を見据えた。

(文・写真=佐藤亮太)

▽第103回全国高校サッカー選手権静岡予選
第103回全国高校サッカー選手権静岡予選