先制ゴールを決めた静岡学園8MF天野太陽
前半7分、縦パスを受けたMF篠塚怜音(2年)が後方の佐々木に落とし、佐々木から右サイドでボールを預かったMF天野太陽(3年)が、ゴール左上のコースを狙った巧みな先制シュートを蹴り込んだ。
立ち上がりこそ静岡学園の技術の高さとスピードに押し込まれていた高知だが、徐々に本来のリズムを取り戻した。19分、主将のボランチ市原大羅(3年)が右から惜しいシュートを放ち、後半4分にはFW門田翔平(3年)のミドルシュートで守備陣を慌てさせた。
ボランチ西森吏玖(3年)が投じるハンドスプリングスロー、門田のロングスローも相手には脅威の的になった。
攻勢の時間帯が長くありながら、静岡学園はなかなか追加点を奪えないでいた。しかし後半12分に両SBを同時に代えた。右の野田裕人と左の鵜澤浬(ともに3年)を投入した2分後、ほしかった2点目をものにした。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会