流通経済大柏 vs上田西
さらに37分、FW9 山野が頭で押し込み、40分にはMF7和田が、さらに40+3分にはMF8亀田が決め、前半だけでMF7和田、MF8亀田、MF9山野が2点ずつ決めるゴールラッシュとなった。
大差をつけられた上田西だが、後半に意地を見せ、強度の高い守備からカウンターを狙い、一矢報いようとしたが、届かず、シュートは2本に留まった。一方、大量リードにもどん欲な流経大柏は後半28分、CKからDF4 奈須琉世(3年)が頭で決めると、35分にはPKを獲得。これをここまで2アシストのMF10柚木創(3年)が冷静に決め、ゲームを締めた。
終わってみれば圧勝劇。ただ優勝候補に数えられた大津(熊本)との接戦を経て、中一日での上田西戦。
「選手たちに気持ちの準備ができているのかちょっと不安でした」と流経大柏の榎本雅大監督。実際、先制点が決まるまで上田西の粘りのある守備で決定的なシーン決め切れずにいた。しかし、まったくの杞憂。高い個人技。流れるようなパスワーク。人球一体のサッカーが展開された。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会