
決勝点を決めた大森学園MF7新里日徠
それでも前半を無失点で凌いだ大森学園だったが、エンドが変わった52分、僅かなミスからオウンゴールを献上すると、61分にFW9廣澤一輝、64分にFW11笠原稔生と東京の際どいシュートに肝を冷やしながらも踏ん張りを見せ、試合は延長戦に突入する。
しかし、ここからさらに踏ん張りを見せた大森学園は87分FW9川口潤のシュートのこぼれ球をゴール前に詰めていた新里が落ち着いて決め勝ち越しに成功。「PKには持っていきたくなかった。早い段階で決めたいと思ってきたところに(ボールが)溢れてきた」とは決勝点を決めた新里。さらに終了間際の98分には川口がダメを押しのゴールを沈め試合を決めた。苦しい中での2得点に絡んだ川口は「交代するときにどんどん狙っていけと言われていた。勝ち切れて良かった」と胸を撫で下ろしていた。
▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)

