3点目のゴールを決めて喜ぶ遠野MF7小倉悠慎(3年)
後半は福島U-18が攻め立てる。ドリブルやパスで相手を剥がせるMF廣瀬英斗(3年)や、後半頭から投入されたFW佐々木健太(3年)がゴールに迫るが、遠野もDF谷地稜生(3年)、DF菊池晃太(3年)を中心に手堅い守備を見せる。そして80分左サイドからドリブルでゴール前に進入した途中出場のMF小倉悠慎(3年)がGKもかわしてゴールを決めてダメ押しの3点目。このまま3-1で勝利した遠野が2回戦東海大山形高戦へと駒を進めた。
遠野内田コーチは「選手権で(専大北上に)負けてしまって、3年生がモチベーションが難しい中でも残ってくれて、この大会のために最後までやってくれているというのはもう非常にありがたいですし、その力を十分出してくれたなと思っています」としっかり気持ちを切り替えて、この大会に臨んでくれたことを喜んだ。キャプテンで攻守に大きな存在感を見せたMF馬場大瀬(3年)は「チームの特徴として、攻められる試合でも守りきれるとか、その中で1点粘り強く取って勝てるというゲームを今年もこなしてきました」とここ2年東北高校サッカー選手権大会連覇を達成しているなどの経験もプラスになっている。14日の東海大山形戦に向けて内田コーチは「選手権に出るチームなので、勢いですとか気持ちの部分は 強いものはあると思いますが、それに負けないで、うちもプリンスに戻れるように疲労をしっかり取って明日に備えたいと思います」
▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)
高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)