清水エスパルスユースvs 浦和レッドダイヤモンズユース

 一方、浦和ユースはDF28阿部慎太朗(3年)を中心とした安定した守備ラインで清水ユースの攻撃を封じると、前線ではFW9照内利和(3年)とMF会田光希(3年)が流動的な動きでリズムを生み出す。21分には、U-17日本代表MF6和田直哉(2年)の絶妙なパスに照内が反応し、左足シュートを放つ。さらに40分、再び照内が抜け出してゴールを狙うも、シュートはポストに嫌われ、スコアを動かすことができず、前半はスコアレスで折り返す。

 後半に入り、試合を動かしたのは浦和ユースだった。57分、MF14井上大輝(3年)が右サイドを深くまで切り込み、一度は相手にクリアされるも、和田が頭で井上に繋ぎシュート。そのこぼれ球に反応した照内が角度のない位置から右足で豪快に突き刺し、待望の先制点を奪う。勢いに乗る浦和ユースは、そのわずか3分後、井上のパスを受けた後半途中出場のMF19深田京吾(2年)がDF一人をかわして冷静に左足で決め、追加点を奪取。わずかな時間で浦和ユースがリードを広げる。

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