一方、初めてプレミアプレーオフを戦う高川学園は、前線から強度の高い守備と運動量でガンバ大阪ユースを苦しめる。25分には中盤で厳しい守備からボールを奪い、ゴール前にボールを運ぶと、FW10大森風牙(2年)が頭で合わせるも、惜しくも枠外に外れてしまう。高川学園はその後も細かなパスワークを織り交ぜてガンバ大阪ユースの守備を揺さぶり、チャンスを作り出すが得点には至らず。

ガンバ大阪ユースFW9安藤陸登

 そんななか、スコアを動かしたのはガンバ大阪ユースだった。32分、DF3加地莉比斗(3年)がワンツーで持ち上がり、スルーパスを通すと、FW9安藤陸登(3年)が冷静にゴールを沈め先制に成功し試合を折り返す。

 1点ビハインドの高川学園は50分、中央からのパスを受けたMF27松木汰駈斗(3年)が、GKとDFラインの間にグラウンダーのパスを送り、そこに2人の選手が飛び込むが、ガンバ大阪ユースのDFがギリギリでクリア。そこで得たCKをショートコーナーでワンテンポ、タイミングをずらして、ボールを中に上げると、DF26吉岡翼(3年)が 頭で合わせてゴールに突き刺し、試合を振り出しに戻した。

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