東京ヴェルディユースvs日章学園
早い段階で2点のリードを奪った東京Vユースは以降も持ち前の個人技とパスワークで相手を翻弄。45分間のほとんどを相手陣内で過ごし、強度の高い守備も機能して相手を圧倒した。
しかし、ハーフタイムを境に潮目が変わる。中盤でシンプルにボールを捌き、右サイドハーフのMF南創太(3年/仙台入団内定)、前半途中からピッチに入った右サイドハーフのMF有働嵩常(3年)が積極的にボールを運んでいく。最前線の高岡もボールを受け、狡猾な動きで相手を出し抜いた。背後に抜け出すシーンも増えていくと、67分にMF小峠魅藍(3年)のロングスローをニアでCB吉川昂我(3年)が頭で背後にすらす。ファーサイドに走り込んできた高岡が押し込み、1点差に迫った。
流れを引き寄せた日章学園に対し、東京Vユースは相手のサイド攻撃を封じるべく76分に策を講じる。DF川口和也(3年)とDF小林健(3年)をSBに投入し、それぞれ左と右に配置。後半に入って分が悪かったサイドをテコ入れし、巻き返しを図った。
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