「練習で見て調子の良い選手を使っている。まだまだ競争の最中」という静岡学園は54分、左サイドからのFKをDF4吉田俐軌が繋ぐと途中出場のFW9上田悠世が頭で押し込み追加点、試合を決めた。

 前半、静岡学園の3本に対し8本とシュート数では圧倒した東海大翔洋。8分のクロスバー直撃のミドルシュートを皮切りに、30分にはFW9釜下鍄がドリブルから、38分には右からのクロスにMF19望月奏来がボレーと静岡学園ゴールを脅かしたものの決めきれず、逆に後半は相手に主導権を握られてしまった。それでも球際の強さやゴールへの姿勢は今後に繋がる輝きを見せた。

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▽令和6年度静岡新人戦(新人選手権大会)
令和6年度静岡新人戦(新人選手権大会)