攻撃の活性化を狙い、後半スタートから4人のメンバーを入れ替えた東京都選抜は、さらに47分にも前線にMF17オノノジュ類主(FC東京U-15むさし)とFW18城秀人(FC東京U-15むさし)を投入し、一気に勝負に出る。これに対し静岡県選抜は粘り強く守って対応。そのままスコアは動かず、1-1で試合終了のホイッスルを迎えた。
試合後、岡本監督は「選手たちにそれぞれ良いものがあるので、選んでいる。(彼らには)その良さを躊躇することなく勇気を出して発揮して欲しい」と、選手たちにエールを送った。続けて「静岡にはこれまで繋がってきた歴史があって、私も彼らもそれを背負う責任がある」とし、「どの方が見ても応援したくなるような立ち居振る舞いや試合ができれば良いと思っています。勝つことも大事ですが、自分たちがそういったものをしっかりと受け継いでやっていくことが一番大切だと思う」と強調した。
(文・写真=西山和広)
▽第40回静岡県ヤングサッカーフェスティバル
第40回静岡県ヤングサッカーフェスティバル

