しかし履正社は25分、目の覚めるような一撃ですぐに同点に追いつく。左サイドからの仕掛けは一度は清風DFに跳ね返されたものの、セカンドボールを拾ったMF17相澤は低弾道の右足ミドル。これが矢のように突き刺さり同点に追い付いた履正社は、その後は序盤と同じく多彩なサイド攻撃を中心に清風を翻弄。28分には7小池の右クロスに9林がドンピシャのヘッドで勝ち越し、前半を折り返した。

 後半も履正社は40分に9林がこの試合2点目、44分には7小池が決めて4-1。対する清風も57分に11青木が追撃ゴールを奪った後は何度か決定機をつかんだものの、勝負所では履正社のリスクは背負わないものの、高い技術に立脚したボールキープに手を焼き続けることに。

▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選