
東京ヴェルディユース vs 青森山田
リードを奪ってからは東京Vユースのペースとなり、自陣で耐える展開に。それでも、守備陣が奮起して、相手にゴールを許さない。FW仲山獅恩(3年)を中心にボールを前に運ばれたが、最後のところで身体を張った守備を披露。タフに戦い続けると、前半終了間際の44分に相手のミスからミドルゾーンでボールを奪うと、MF麓莱凛(3年)のスルーパスにFW深瀬幹太(3年)が反応。GKとの1対1を制し、追加点をもぎ取った。
風が強まった後半は風上となったアドバンテージを生かせず、再び我慢を強いられたが、57分に得意のセットプレーから加点する。藤原の右CKに深瀬が飛び込み、強烈なヘッドで3点目を挙げた。以降もボールを持たれても危険なエリアにボールを運ばせず、シュートを打たれても“ゴールを隠す”伝統の守備で失点を回避。79分に一瞬の隙を突かれ、東京VユースのMF舛舘環汰(3年)のスルーパスから仲山に1点を返されたものの、最後までリードを守り切った青森山田が3-1で凱歌を挙げた。
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