15日、Tリーグが続々と開幕するなか、駒沢第2球技場ではT1リーグ第1節、帝京対関東一の好カードの試合が行われ、14:00にキックオフを迎えた。
今年のリーグ戦を占う意味でも負けられないリーグ初戦は、両チームともに4-4-2に見える布陣。高校サッカーらしいキックオフ直後から出足の早いプレスと激しい球際で主導権を奪い合った。
序盤、なかなかシュートまで持ち込めない時間が続いたが10分に関東一がチャンスを迎える。8番道願翼のパスを左サイドで受けた14番林健太がPAに進入しシュートを放つ。これはGKにはじかれるがこぼれ球を拾った7番高橋快斗が無人のゴールにシュート。しかし戻ってきたDFが間一髪でクリア。関東一最初のチャンスを生かすことが出来ない。
ゲームが落ち着き始めるとパワフルにロングボールとサイド攻撃を多用する帝京と卓越した技術を駆使ししっかりとボールを繋ぐ関東一の構図に。帝京はキャプテンを務める8番長倉昂哉にボール集め攻撃の機会を覗うが関東一のDFラインも体を張って守る。
逆に関東一は10番冨山大輔、8番道願翼が絡んでボールを前に運ぶがなかなかフィニッシュまで持ち込めない。32分には、関東一がスルーパスから抜け出した7番高橋快斗がチャンスを迎えるがGK正面に。0-0のまま後半を迎える。