25日、T1リーグ第2節、関東一対駒澤大学高等学校の一戦が駒沢補助競技場で行われた。共に開幕戦を勝利で飾り好スタートを切った両チーム。東京を代表する強豪が繰り広げた試合は戦前の予想通り均衡した好ゲームが披露された。
序盤、前線への推進力を高めたのは駒澤大学高等学校。2分、矢崎一輝のミドルシュートを皮切りに、昨シーズンからレギュラーを務めるFW佐藤瑛磨ら攻撃陣が躍動。30分には、MF深見侑生も良い形からミドルシュートを放つなど先制点への強い意識が覗えると、さらに直後には背番号10を背負うMF野本克啓を早々に投入するなど積極的な姿勢はベンチワークにも表れた。
一方、やや劣勢を強いられたのは関東一。FW高橋快斗の決勝ゴールで帝京を下した第1節に続く連勝を目指す一戦、積極的な立ち上がりを見せ開始早々の1分には林健太がファーストシュートを放つもその後は守備に負担が掛かる展開。DF陣の踏ん張りに応えたい攻撃陣も、1トップを張るFW高橋快斗が封じられ、昨シーズンに引き続き堅守を誇る駒澤大学高等学校の牙城を崩せず。前半はスコアレスで終え、勝負は後半へ。