後半に入っても聖望学園が勢いを継続。22分、成相の右ロングスローを八尋がオーバーヘッドシュート。GKに防御されたが、これで得た左CKから4点目を奪う。沖田の放り込んだ球が混戦となり、後半開始から登場していたFW前住渚有(2年)が押し込んだ。38分には左SB高本創司(2年)が入れた右CKから、ボランチ志賀偉武希(3年)が決めて大勝を締めくくった。

 盈進東野はくせ者の本庄第一、狭山ヶ丘を連破してきただけに山本監督も相当警戒したそうだ。「次のことなど考えず、とにかくこの試合に全力を尽くすことだけを伝えました。格下と見て少しでも隙を見せたらやられると思いましたが、油断せずに選手がやり切ってくれたのが勝因です」と振り返った。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
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