ベンチスタートだった大黒柱のMF10沼田大都(3年)を後半からピッチに送り出し、トドメを刺しにいく。チーム3点目はその沼田の左CKがきっかけとなった。後半20分、沼田によってファーサイドにけられたボールの折り返しを、安塚が叩き込み、リードを広げる。
さらにその直後、エースのFW9小泉ハーディ(3年)を投入。後半24分のチーム4点目は小泉が決め、日体大柏が快勝した。
実は、沼田にしろ、小泉にしろ、ケガやコンディション不良からの回復期にあたり「プレー時間を少しでも確保したい」(根引監督)との意図のほうが強かったようだが、ひとたびピッチに立てば、彼らはやはり“違い”を見せつける。チームにとって代えのきかない存在であるのは明らかだろう。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選

