6月4日、令和7年度全国高校サッカーインターハイ（総体）千葉予選の準決勝2試合が東総運動公園で行われた。

　第1試合のキックオフは11時。つい先ごろ、今年5月下旬に埼玉で開催された関東大会を制したばかりの習志野と、県内ビッグ3のひとつで、高校世代の最高峰リーグであるU－18プレミアリーグEASTを主戦場とする流通経済大柏が激突した。

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　先手を取ったのは、習志野だった。ドリブル突破を仕掛けたMF10中渡瀬統貴(3年)がボックス内でファウルを受け、PKゲット。これを中渡瀬自らがキッカーを務め、落ち着いて決めてみせた。開始9分のことだった。