後半に入ると、帝京長岡はシステムを変更。4-4-2からトップ下を置く形の4-1-3-2に配置を改め、相手の2トップと2ボランチを2トップとトップ下の和食で監視するやり方に変えた。この策が見事に的中し、前半のように自由な状態でボールを蹴らせない。相手のDFに圧をかけ、高い位置でボールを奪う回数も増えた。リズムを取り戻した帝京長岡は後半4分に和食が目の覚めるようなミドルシュートを左足で突き刺すと、10分にも和食が同じような位置から左足でネットを揺らした。一気にリードを広げたチームは選手を入れ替えながらゲームを進め、クローズさせにかかる。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)