
神村学園イレブン(写真=村上和隆)
対する神村学園はMF10MF佐々木悠太を中心にテンポよくボールを動かしながらボールを支配し、中央FW9倉中悠駕の裏へのスルーパスと、左サイドのMF11徳村楓大とMF8荒木仁翔の連携による崩しを中心に攻勢を仕掛けた。また、3バックがビルドアップに加わり、ハイラインでコンパクトなエリアでのパス交換とポジションチェンジを繰り広げた。
先制点が生まれたのは前半30分。神村学園は徳村が左サイドで縦へのドリブル突破を見せ、一歩前に出ていた徳村の後ろ足と岡山学芸館DFとが接触し、PKの判定となる。このPKを徳村自身がセットし、右足で冷静にゴール左に沈めた。
追いつきたい岡山学芸館は、灼熱の中、ハイプレスを全員で実施し続け、何度も神村学園のゴール前まで攻め込むが惜しくも得点には至らない状況が続く。
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)

