さらに73分、鹿島学園はDF4齋藤空人(3年)がヘディングでゴールを決め、試合を決定づけた。試合はそのまま4-1で鹿島学園が勝利し、大会連覇まであと1つとした。

 試合後、鹿島学園の鈴木雅人監督は「一発トーナメントは、いつものリーグ戦とは違って選手たちにも硬さが見られ、プレー全体に重さがあったように感じました」と振り返りながらも、「それでもしっかり勝ち切れたことは良かった」と選手の奮闘を評価した。続けて、「県内の試合は本当に難しい」と警戒しつつ、「決勝でも頑張って、きちんと形にしたい」とライバルとの決勝戦に向けて意気込みを語った。

(文・写真=古部亮)

▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)茨城予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)茨城予選