
先制点を決めたサガン鳥栖U-18のCB岩村淳之介
札幌U-18の裏をかくべく、試合前のアップから4バックで行う徹底ぶり。意表をつくフォーメーションでスタートしたチームは立ち上がりからギアを上げ、インテンシティーの高さを全面に押し出して優勢に進めていく。神村学園戦で5失点を喫した守備陣も粘り強く対応し、相手に自由を与えない。前半アディショナルタイムに左サイドを突破され、この試合唯一のシュートを放たれたが、GKエジケ唯吹ヴィンセントジュニア(2年)が好セーブでピンチを凌いだ。
スコアが動いたのは、スコアレスで折り返した後半8分。FKの流れからDF池田季礼(3年)が右サイドからクロスを入れると、CB黒木雄也(3年)が頭で折り返す。最後はCB岩村淳之介(3年)が左足で合わせてリードを奪った。
以降も押し気味に進め、22分にはFW真殿京佑(2年)が加点。その後も攻守で安定した試合運びを見せ、鳥栖U-18が初戦を勝利で飾った。
▽第49回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
第49回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

