試合は6-1で京都橘が勝利。FW伊藤颯汰(3年･神戸内定)は欠場する中、各ポジションの選手が満遍なくゴールを決めている。早苗は「足元でつないで打開できたし、ハイボールを効果的に使うこともできた。いい攻撃ができたと思います」と好感触の様子だ。守ってもロングスローから1失点は許したが、流れの中では守護神･平誠都や先制点をあげた田中とDF村井駿斗(3年)のCBコンビを中心に危ない場面を作らせなかった。

　プリンスリーグ関西1部では残留争いに身を置くなど苦戦が続くが、その中で様々な選手が出場機会を得て、成長につながっている側面もある。米澤一成監督も「選手層が厚くなったし、人が変わってもアジャストすることができている。ピッチに立つ選手たちの特徴は何なのかを発揮したい」と話している。

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