京都橘 vs 東山

 その後は両チームとも、選手交代で流れを呼び込もうとする。66分に京都橘は、今大会中に怪我から復帰したJ1神戸内定のFW伊藤湊太(3年)を投入。東山も58分と66分に3選手を投入。準決勝で先制点をあげたDF岩崎大雅(3年)は、交代出場で最終ラインに入った。

 後半途中からは一進一退の攻防が続く。疲れが見えてくる時間帯になっても、両チームとも集中力を切らさない。残り10分を切ったところで、京都橘は72分にMF佐々木唯虎(1年)とFW大志万蓮(1年)を投入。1年生コンビは長後のプレーでチャンスを作り、大志万が右サイドでパスを受けてゴール前へ折り返し、相手が弾いたボールを佐々木がシュートを放つなど、積極性を見せる。

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▽第104回全国高校サッカー選手権京都予選
第104回全国高校サッカー選手権京都予選