後半が始まり、攻めて点をとるしかない都立保谷は、MF一瀬弘志郎、MF北田光が、奪われた後の素早いチェックでボールを奪い、ショートカウンターから関東一のディフェンス陣にヒヤリとさせる場面を作る。
追加点が欲しい関東一は、都立保谷にやや押されているかに見えた時間帯だったがFW冨山大輔が持ち前のテクニックを活かし輝きを放つ。
後半16分、自陣でボールを受けたFW冨山大輔が2人に囲まれるもタイミングを外し突破。そのままドリブルで駆け上がり、左サイドを走っていたMF新藤貴輝が丁寧に右サイドに流し込み関東一がリードを2点に広げる。
流れに乗った関東一は後半21分、右コーナーキックを得るとDF鈴木友也が高い打点からヘディングシューを決め追加点を奪取。
試合はこのまま終了し、関東一が2次トーナメントへの進出を決めた。1次トーナメントを突破した関東一は次戦となる2次トーナメント2回戦で都立東久留米総合と激突する。
(文・写真 編集部)