第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選の1次トーナメントは9月20日、各地でブロック決勝が行われ、上尾高校会場の第1試合では春日部東が上尾を3-0で破り決勝トーナメントに駒を進めた。

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　2回戦で春日部共栄を破った春日部東と、志木を下し勝ち上がってきた上尾の対戦。

　部員の数で大幅に上回る春日部東に対し、ホームの上尾は野球部を中心とした熱烈な応援を背に受けキックオフ。序盤から春日部東が相手を押し込む展開が続いたが、上尾もキャプテンDF5石根正士朗(3年)を中心にDF陣が身体を張ったプレーで対抗。春日部東は23分にシュート性のボールにFW10大瀧友悠(3年)がゴール前で合わせネットを揺らすも、オフサイドの判定でノーゴール。前半終盤になってもゴールをこじ開けられないでいた春日部東だったが32分の右CK、ファーで競ったボールがゴール前にこぼれると、いち早く反応したFW9元島隆之助(3年)が右足で押し込み、遂に均衡を破った。