
袋井商 vs 富士宮北
飲水明けの24分には袋井商FW9芝田楓和が裏へ抜け出す決定機を迎えるが、シュートはわずかに枠外。富士宮北にとっては冷や汗ものの場面だった。海瀬監督も「前半は相手のキックに手を焼いた」と認めるが、選手たちは徐々に対応力を高め、前半を1-0で折り返した。
後半に入ると富士宮北は交代選手も加わり、再び攻勢に出る。58分にはDF5小澤大地がCKから頭で合わせ、62分にはFW14小林駿介の突破からFW19岩倉右京が決定機を迎えるが、いずれも枠を捉えられない。それでも71分、池上の左足シュートがDFに当たってコースが変わり、待望の追加点。「ファーを狙ったら運良く相手が触ってくれた。これも運だなと思いました」と笑顔を見せた。試合終了間際にはカウンターからダメ押しの場面もあったが、これは相手DFのカバーに阻まれ、スコアは2-0でタイムアップ。富士宮北が初戦を突破した。
▽第104回全国高校サッカー選手権静岡予選
第104回全国高校サッカー選手権静岡予選

