立ち上がりから、Jリーグ内定選手3人を擁する神村学園が主導権を握り、序盤から鹿児島ゴールに襲いかかる。6分、左サイドからDF8荒木仁翔(3年)が送ったクロスを、FC町田ゼルビア内定のFW11徳村楓大(3年)が「トラップが少し大きくなったけど、冷静に決められた」と振り返ったように落ち着いて流し込んだ。29分にも荒木のクロスから再び徳村が押し込み、神村学園がリードを2点に広げた。鹿児島も前半終了間際にMF10栗山直(3年)がミドルシュートを放つも枠を捉えられず、前半は神村学園が優位を保ったまま終了した。

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▽第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選
第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選