米子北 vs 流通経済大柏

 1点返したい米子北は、堅守速攻をベースに前線のFW12田中太賀とFW16猪俣久修に合わせたが、ボールが届かず押し込まれる時間が続いた。そんななか、前半38分、縦パスに抜け出したFW12田中がダイレクト・ミドルシュート。しかし、これは流経大柏GK1藤田泰士のファインセーブにあい、ビッグチャンスを逃した。

 後半立ち上がりから攻勢をかける流経大柏は後半5分、ペナルティエリア内で倒され、PKの判定。キッカーを任されたFW20大藤颯太が冷静に決め、3点目。点差を広げた。

 その後も攻撃の手を緩めない流経大柏は後半27分、途中出場のMF10安藤晃希が右サイドから突破し、シュートもポストの根元に当たるなど、惜しいシーンを見せれば、30分には斜め後方からのパスにFW20大藤がシュート。32分、MF8昇純希が、さらに33分にはCKからFW20大藤がヘッドと一気呵成に攻めた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権
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