青森山田 vs 初芝橋本

 一方の初芝橋本。縦に速いサッカーでサイドから攻略。良質なクロスを上げたが、逆サイドとのタイミングがいまひとつあわず、シュートまでいかなかった。

 それでも迎えた後半8分、左クロスに中央FW11鈴木和優希が惜しいシュートを放った。これが前後半唯一のシュートに。その後も初芝橋本は前線3枚がカウンターからサイドに進入するも青森山田の粘り強い守備に阻まれ、打開を見出せずにいた。

 攻勢が続く青森山田。後半29分、右サイドから進入したMF15藤原がシュート。一度、クリアされたが、こぼれ球をMF14今田匠がダイレクトで決めて3-0。続く39分、相手DFのクリアボールを途中出場のMF10小山田蓮が決め、4点目。さらに後半アディショナルタイム40+4分、PKのチャンスを迎えると、キッカーを任されたFW11桑原唯斗が決めて試合終了。青森山田は大量5得点で1回戦を突破した。

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▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権