その都立高島、同点あるいは逆転されてもおかしくない危ない時間帯があった。成城の切り札DF13佐々木涼人が投入された後半18分からの約10分間。縦への推進力が武器のDF13佐々木を起点に高島は押し込まれ、3度のピンチにさらされた。この危機をGK1佐伯祐哉が2度のナイスセーブで、そしてDF陣のシュートブロックで防いだ。

 劣勢の10分間についてGK1佐伯は「相手の流れを断ち切ろうとできるだけ相手の陣地でプレーしようと意識しました。ここを耐えれば、攻撃陣が1点、2点決めてくれると信じていました。あの時間帯を耐えられたからこそ3点目につながりました」と話すように猛攻という嵐が過ぎ、最初に訪れたチャンス。後半32分の3点目はゲームを決定づけた。

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▽令和7年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和7年度東京新人戦(新人選手権大会)