
米子北 vs 鹿児島城西
怪我の影響で運動量が少なかった大石だけではなく、他の選手に対してもタイトな守りでゴールエリアに進入させない。世代別代表候補歴を持つMF野村颯馬(3年)などを組織的な守りで封じ込めた。
攻撃は粘り強い守備から仕掛けるカウンターが主体。相手の牙城を崩すことはできなかったが、サイドから手数をかけずに仕掛けてゴール前に迫った。
スコアレスで迎えた後半も堅守速攻で相手が嫌がるプレーを続け、突破口を探し続けていく。ロングスローやCKなどからゴールを目指すが、精度の問題でゴールをこじ開けられない。それでも、諦めない米子北は81分に均衡を破る。右CKを獲得すると、ゴール前で合わせた熊野が豪快なヘッドを叩き込む。終盤にリードを奪った米子北は動じずにその後も戦い、相手のパワープレーにも冷静に対応。すると、前係になった相手の裏をつき、90+3分に途中出場のMF山本輝(3年)が勝負を決める2点目を奪った。
▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2025プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
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