浦和南 vs 静岡学園

　一方、浦和南。ロングボールとカウンターを軸に攻撃を組み立てたが、静岡学園の早いプレスに阻まれるのとともにイージーなミスが目立ち、ペナルティエリア近くまで近づけず、シュートはおろかチャンスも作れなかった。

　1-0で折り返した静岡学園は後半も主導権を握った。後半22分、中盤で相手からボールを奪ったMF10加集啓太が右サイドを突破。ペナルティエリア近くに進入すると迷わず振りぬいたシュートはネットを揺らしゴール。試合を決定づける価値あるゴールとなった。

　MF10加集は「最初、自分たちが思うようなサッカーができず、ミスが目立ちました。個人的にもチームとしてもミスが目立ちました。改善しないといけないですが1点取れてよかったです。結果を残せてよかった」と一安心の様子。

【次のページ】 予選リーグ　浦和南 vs 静岡学園（3）