目白研心 vs帝京

 勝った帝京のゲームキャプテンGK1荒川は「初戦で硬くなるのは想定内でした。相手の勢いや声援などで嫌な流れはありましたが、試合が進むにつれて、慣れていくイメージを共有してました。焦りもなく80分間通してできました」と最後の失点は余計だったが安定したゲーム運びができたといえる。

 注目は今年8月、J2横浜FCから加入内定が発表された帝京MF10渡辺。今月14日に行われた2026/27Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ 1stラウンド3回戦 浦和レッズ戦では後半16分から出場した。浦和戦から中3日で迎えた目白研心戦で先発フル出場。2点に絡む活躍を見せるとともに、ドリブル、パス、そして独特のテンポで刻まれるステップを織り交ぜ、ゴールに迫るなど、積極果敢なプレーを見せた。ただ自身はノーゴールだったのか快勝にもいまひとつ納得いかない表情だった。

 初戦の3回戦を突破した帝京は準決勝進出をかけ、拓殖大学第一と10月24日に対戦する。「もっと決めたかった」と話したFW13東江は拓大一戦に向け「(選手権2次予選は)いままでの先輩たちを見ても難しい戦いをしていました。FWとして点を取ってチームを勝たせたいです」と意気込みを語った。

 一方、敗れた目白研心の安井健吾監督は「選手たちは勝つ気持ち満々で挑みました。2点取られた時点でオープンな展開にならざるを得ませんでした。0ー1ならもう少し堅くできましたが、結果5失点という展開になったのもやむを得なかったです。5年前の選手権予選で帝京相手に1-1の延長戦までいきました(2ー1延長の末、帝京勝利)。同じような展開になればと思いましたが、そう簡単ではなかったです」とゲームの難しさを語った。

(文・写真=佐藤亮太)

▽第105回全国高校サッカー選手権東京予選
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