後半、関東一が反撃を仕掛ける。後半12分、関東一FW冨山大輔が中央をドリブル突破すると、そのままシュートを放つ。しかし、これは相手GKの正面となってしまう。
両者譲らない緊迫した試合が動いたのは後半23分。同じく関東一FW冨山大輔が中央でパスを受けると、右足を振りぬきミドルシュートを放つ。するとボールはゴール左上隅に突き刺さり、関東一が待望の先制点を獲得する。
なんとか追いつきたい関東覇者、駒澤大学高等学校は選手を大幅に交代するなど、試合の流れを変えようと試みるが、中々決定機を作り出せない。結局、試合は関東一が1点を守り抜き、駒澤大学高等学校は惜しくもあと一歩のところで全国を逃した。
勝利した関東一は、全国総体出場となり、東京都高等学校総合体育大会2次トーナメント決勝進出となった。次戦は6月19日、同じく駒沢第2球技場にて東海大高輪台と対戦する。
(文・写真 編集部)