先制したのは藤枝明誠!名和大聖の一撃

 19日に開幕した「国際親善ユース大会イギョラ杯」。決勝T準決勝で惜しくも流通経済大柏に敗れたFC東京U-18と、こちらも決勝T準決勝で日大藤沢とPK戦にまでもつれこんだ末、敗れた藤枝明誠との3位決定戦が、西が丘競技場で行われた。

 試合は開始早々に動く。6分、藤枝明誠はこの日最初のCKから、ゴール前のこぼれ球を11番名和大聖が押し込んで先制する。

 先制を許したFC東京U-18だが、DFから細かくパスをつなぎ徐々にぺースを掴み始める。21分、12番岩本直也が左サイドを崩し中にクロスを上げる。これを6番城ヶ瀧友輝が頭で合わせ、同点に追いつく。

 その後もFC東京U-18は、34番品田愛斗と32番小林真鷹の両MFを中心に、流れるようなパスワークから藤枝明誠ゴールを狙い、終始優位に試合を進めるが、スコアは動かず1-1のまま前半を終える。

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