前半から圧倒的に攻め込んだ三菱養和SCユース(B)が確実に点を取り、3点をリードして後半を迎えた。
3点のビハインドを背負う苦しい展開の都立保谷は、後半開始と同時にボランチの選手交代。中盤の底にフレッシュな選手を入れることで攻守において良いきっかけを掴みたいところ。しかし、後半も積極的に追加点を狙う三菱養和SCユース(B)のペースで試合が進むと、65分、右サイドからFW12が強烈なシュートを放ち、GKが弾いたボールを拾った9番・戸張颯太が決めて4点目。後半途中出場の戸張、11番・八木原匠が攻撃的なポジションで精力的な動きを見せ、チームの攻撃に新しいリズムを生み出した。
一矢を報いたい都立保谷も69分、右サイドから71番・當間隆太がシュート。GKが弾いたところを70番・永田駿がさらに狙うが、三菱養和SCユース(B)GKがこれを右手一本で防ぐ好セーブ。数少ないチャンスもモノにすることができなかった。
4点をリードしながらも攻めの姿勢を貫く三菱養和SCユース(B)は78分、八木原の右足ボレーシュートで追加点。さらに試合終了間際89分には、右サイドからのシュート性のクロスをGKが弾いたところ、冨川凌平が詰めてゴールネットを揺らす。
試合終了。終わってみれば6ゴールの猛攻を見せた三菱養和SCユース(B)は守備でもGKを中心に無失点に抑える完璧な試合運びで完勝。6対0で都立保谷を下し、最終節を勝利で飾った。