先制点を挙げた各務峻右(武南)
武南が大津を5-0で退ける
8月8日、和倉ユース(U18)サッカー大会の予選リーグ第1日目が各会場で行われた。大津と武南の一戦は5-0で武南が勝利した。
立ち上がりから選手たちの熱い気持ちが前面に出て、球際ではかなりの激しさを見せていたこの試合は、前半は両者互角の戦い。攻守の入れ替わりも非常に速く、一時も目を離すことができない試合となった。
そんな速い流れの中で均衡を破ったのは武南だった。前半23分、FKのチャンス。キッカーは7番 玉上雅大。ゴール前に上がったボールは一度キーパーに弾かれるも、つめていた11番各務峻右が決めて先制。なんとか同点にしたい大津も細かいパスなどでゴール前まではいくもなかなかゴールネットを揺らすことはできない。
すると後半13分、大津のゴール前で混戦になり、大津は何度か弾きだすも、武南7番玉上雅大が見事なボレーシュートを決めて追加点。すると完全に試合の流れを掴んだ武南は続く後半15分、6番奥村晃司がゴール前にクロス気味のボールを入れたところそれがそのままゴールに吸い込まれ3点目。さらに後半22分、7番玉上峻右が蹴ったCKをゴール前の5番伊藤崇人が高い跳躍力で頭で合わせて4点目を奪取。攻撃の手を緩めない武南は後半27分には9番神田和希からの大きなサイドチェンジでボールを受けた16番長谷川魁哉が相手DFと競り合いながらもドリブルでゴール左へ決め、試合終了。大量得点で武南に軍配があがった。
(文・写真 編集部)