青森山田vs桐生第一

全国総体得点王のFW鳴海が1G1Aの活躍!青森山田が桐生第一を下す

 能登島マリンパークでの1試合目は緑のユニフォームに身を包む青森山田と青色のユニフォームを纏う群馬の桐生第一の試合が10時にキックオフ。

 開始直後から地上戦、空中戦の球際で勝る青森山田が優性に試合を進める。6分にいきなりゲームが動く。桐生第一のDFラインの一瞬の隙を付いて抜け出した今夏の全国総体で7ゴールをマークし得点王に輝いたFW84番鳴海彰人がボールを納めると後方から走るFW36番郷家友太にマイナスに折り返す。このボールをゴールに蹴り込んであっという間の先制点。追い付きたい桐生第一は時折スペースが空くサイドやDFとボランチの間でボールを受ける場面があるがその後の精度を欠いてなかなかゴール前までボールを運べない。

 すると13分に青森山田に追加点が生まれる。左サイドからグラウンダーで中央にパスが通ると80番ボランチがワンタッチでDFの裏にスルーパス。これをFW鳴海彰人が冷静に沈め追加点。前半は2-0で青森山田のリードで折り返す。

 後半4分に青森山田のMF27番浦川流樺がだめ押しの3点目。その後は暑さのため運動量の落ちた両チームにスペースが空きだすと、互いにゴール前までチャンスを作りかけるがゴールは生まれず試合終了のホイッスル。3-0で青森山田が勝利を納める結果となった。

 

(文・写真 佐々木竜太)