後半、攻めるしかない西武台は5分9番岩本匠吾のシュートはゴール上。15分、9番岩本が右サイド突破しクロス、クリアされるもセカンドボールを拾い再び中へ。11番丸山が頭で合わせるもヒットせずGKの手の中。
 さらに、西武台の怒涛の攻撃は続く。19分、9番岩本からPA内7番田中へ楔。素早い反転からシュート放つも枠を捉えきれない。20分、11番丸山が左サイドからドリブルシュート。これもゴールネットは揺らせず。西武台がゴール前でのプレーが増える。24分、再び西武台が7番田中から10番山口へ繋ぎシュートするもGKキャッチ。攻め続ける西武台だが1点が遠い。
 時間が刻一刻と進む中、31分、こぼれ球を5番森基樹がシュートするもDFにブロックされる。攻撃がなかなか実を結ばない西武台。すると、一瞬集中が切れてしまったのか39分、浦和南のゴールキックを浦和南が競り勝ちDFライン背後へボールが落ちる。25番直野が1点目同様DFに競り勝ちゴールネットを揺らす。効率の良い攻撃で追加点を奪うことに成功。
 攻め続けた西武台だが3点を返すにはあまりにも時間がなさ過ぎた。西武台を下した浦和南が古豪復活をかけ、20日に今夏の全国総体4強・昌平撃破の正智深谷との大一番に臨む。

(文・写真 佐々木竜太)