前橋育英が青森山田を下し準決勝へ
PK戦の末に前橋育英が青森山田に勝利
ヴァンフォーレ甲府U-18を破り決勝トーナメント準々決勝に進出した前橋育英と同じくベガルタ仙台ユースから白星を奪い決勝トーナメント準々決勝に駒を進めた青森山田が能登島サッカー場Aコートで激突した。
試合開始直後から素早い寄せと球際の激しい両チーム。強豪校同士のプライドがぶつかる。日頃から鍛えられてるであろう両チームのプレスはまったく衰えずお互いチャンスを作るのが難しい展開。8分に青森山田の決定機以降はお互いビックチャンスは訪れず前半はスコアレスドローで後半へ折り返す。
互いのプレッシャーに慣れたのか、後半はプレスを掻い潜りボールを収めるシーンが増える。特に前橋育英はセカンドボールを早い出足でマイボールにし幾度となくゴール前に迫る。しかし最後のラストパスの精度を欠き点に結びつけることができない。その後も両チーム決定機を迎えるが物にできずPK戦へともつれ込んだ。
前橋育英が2人目を成功させた青森山田の2人目、キックはゴールマウスを捉えることができずこの瞬間前橋育英が決勝トーナメント準決勝への切符を掴んだ。
(文・写真 佐々木竜太)