東京Vユースvs清水ユース
後半ATで追い付くも清水ユースはPK戦の末に東京Vユースに敗れ4強逃す
第4回和倉ユース(U-18)サッカー大会は3日目、決勝トーナメント1回戦を突破した清水エスパルスU-18対東京ヴェルディユースの準々決勝の試合が能登島マリンパークにて行われた。
前半から両者譲らない展開でスタートしたが、東京ヴェルディユースが前半10分に相手のハンドによりPKを獲得。これを14番藤本寛也がしっかり決め早い段階で東京ヴェルディユースが優勢を作る。
清水エスパルスU-18はセットプレーなどでチャンスを作るものの東京ヴェルディユースのセンターバック3番深澤大輝を中心に安定した守備の前に苦戦をしいられる。
後半に入り東京ヴェルディユースはさらに勢いが増す。前線からプレスを掛け積極的にボールを奪いに行く展開。清水エスパルスU-18もボールを保持するが、依然として集中を切らさない東京ヴェルディユースディフェンス陣に阻まれる。
試合終了かと思われたアディショナルタイム、1点を追う清水エスパルスU-18のカウンターで左サイドからのクロスをペナルティエリア内で折り返し、それに反応した14番平松昇が押込み劇的に同点としてPK戦へ持ち込む。PK戦は先行の清水エスパルスU-18が3人目のキッカーが枠外へ外すと、東京ヴェルディユースの28番森田晃樹がきっちり決め勝利。
東京ヴェルディユースが接戦を制し準決勝へと駒を進めた。
(文・写真 編集部)